中年の太陽 2018 9 23
私は、高校生の時に、天文台の大型望遠鏡で、
昼休みに太陽黒点の観測を日課としていたことがあります。
当時は、黒点の活動が活発な時期でしたので、
毎日の黒点スケッチは、やりがいがあることでした。
絵が得意だった私としては、
黒点スケッチは、朝飯前の作業でした。
いや、昼食後の簡単な作業でした。
黒点をスケッチしていると、
太陽は、まるで生命が宿っているようにも感じました。
当時の太陽に比べれると、今の太陽は、「不調」です。
太陽の年齢は、人間で言えば、「中年」です。
ですから、「寿命」は、まだまだ長いと言えるでしょう。
しかし、「中年」になると、「成人病」が発生しやすくなります。
そうは言っても、太陽は、巨大なので、治療の方法はありません。
人間にできることは、神に祈ることです。
今後、季節に関係なく、
異常に暑い日や異常に寒い日が多発するでしょう。
(すでに、そういう現象が起こっているでしょう)
さらに「不思議な低気圧」や「不思議な高気圧」も発生するでしょう。
今日は、「秋分の日」で、
「昼と夜の長さが同じとなる日」と言われていますが、
厳密に言えば、「昼」が少し長いのです。
(注意)
望遠鏡や双眼鏡で太陽を見てはいけません。
フィルターで減光して、投影板に太陽の像を映して見てください。